玉虫日記 古歌
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2010.08.18 (Wed)

せきにせくとも・・


愛常 吾念情 速河之 雖塞〃友 猶哉将崩
うるはしと あがもふこころ はやかはの せきにせくとも なほやくえなむ

愛しくて愛しくてわたしの心は早瀬のように激しく流れます・・
思いはただあなたの元に流れ着きたくて堰を崩してしまうでしょう・・。
止めようたって無駄よ!♪

暑いから涼しくなるようにと水の画像を載せましたけど
このうたは余計に熱くなっちゃいますね~~o(^▽^)o
おやすみなさい☆。.:*:・'゜
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21:44  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(18)

2010.08.04 (Wed)

やまほろし


ナス科の花で一本の蔓に白と紫の花が混在します。お花の愛らしさはもとよりですが、この花の名前に心惹かれました。漢字で書くと『山保呂之』・・万葉仮名のようでしょう?でも保呂之はどうやら蕁麻疹とか湿疹の類のようで、この実に毒性があって食すると皮膚にホロシが出来ることがその名の由来なのだそうです。何かいにしへの美しい物語でも隠れているのかと調べた結果がホロシ=麻疹でしたのでちょっと興醒め・・でもお花への愛しさは変わりません。ひっそりと俯き加減に咲く『山保呂之』はとても好もしい花です。大好きな山保呂之に添えて万葉集からこれも大好きな磐之媛、皇后が天皇に贈った歌四首の中の一首を・・。

君之行 氣長成奴 山多都祢 迎加将行 待尓可将待
きみがゆき けながくなりぬ やまたづね むかへかゆかむ まちにかまたむ

磐之媛は鷦鷯(仁徳天皇)の皇后であった方ですが大そう嫉妬深く可愛げのない女人であったかのように後世に伝わっています。でもこの歌を読むと、他の女性に心を寄せた夫を愛しいと思いながらもその誇り高さゆえに、素直になれない彼女の寂しさが伝わってとても切なくなります。山野辺に寂しげに見えてなおくっきりと咲く山保呂之と凛と美しい磐之媛が重なりました。『磐之媛』お話の続きはまた後ほどに・・。
21:53  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(14)

2010.02.21 (Sun)

梅日和


週末こちら地方は春のような陽気でぽっかぽか
ついつい浮かれての梅日和を楽しんでおりました♪
といってもこれまでの寒さが祟ってかお花は去年の半分程度の開花状況なのだそうで
見頃にはあと一歩といったところでしょうか・・まだまだ蕾のほうが多い梅のお花です♪この夥しい蕾の全てが花開いたらいったいどんな風になるのか・・想像してみてください~~
『思いのまま』という名の木に咲く花は白とピンクそれから斑入り・・
このまましばらく好天が続けば来週には満開になるでしょうか・・やわらかな紅色はひときわ華やかで目を惹きます・・・◇余能奈可波 古飛斯宜志恵夜 加久之阿良婆 烏梅能波奈尓母 奈良麻之勿能怨
◆世の中は恋繁(しげ)しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを
恋の悩みは尽きませぬ・・いっそ梅にもなりましょう
しからば見事に咲きましょう あなたは愛でてくれましょう

玉虫勝手に【万葉集】~おやすみなさい☆。.:*:・'゜
23:08  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(26)

2010.01.26 (Tue)

ひねもすのたり


◆伊勢の海の沖つ白波花にもが包みて妹が家づとにせむ

美しい伊勢の海の白波がもしも花だったら僕は君へのお土産にしたのにね・・
万葉の一首です。でも日曜の海は風もなく春のように穏かで白く立つ波もほとんどなくて・・水鳥たちも小さな漣に身を預けて心地よさ気です静かに凪いだ伊勢の海。それでも浜辺に波は間段なく寄せては返す繰り返し・・
◆礒の浦に来寄る白波返りつつ過ぎかてなくは誰れにたゆたへ

心は寄せては返す波のよう・・ゆらゆらと揺らぐばかり。あなたのせい・・

なぁんてこれも万葉集。海はロマンチックな気分にさせてくれますね・・
お花が咲いていないのでふと思いついて出かけた日曜日の津の海
ひねもすのたりのたりかな・・です。
20:38  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(22)

2009.11.29 (Sun)

綿(ゆふ)


布団に入っている綿、あるいは繊維としての綿が植物だと知ったのはもう随分前ですがとても吃驚したことを覚えています。それまで綿を摘むという言葉が何を意味するのか判っていませんでしたから、なるほどこんな風に生まれてくるのかと目を見張る思いでした。これなら「摘む」という言葉もさもありなむと納得(^_-)☆
で、綿はアオイ科なのですね。そういえば芙蓉にも似た形です。お花を調べてみましたらやはりそれも似ていました。

伎倍比等乃 萬太良夫須麻尓
和多佐波太 伊利奈麻之母乃
伊毛我乎杼許尓

あの子の布団に入れるのだったら私も綿になりたいものだなぁ~だなんて、万葉の人は大らかですね。日中なんとか持った曇り空、先ほどからようよう雨が降り出したようです。暖かくしてお休みください(^_-)☆
22:28  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(8)
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