玉虫日記 夏虫
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2005.07.06 (Wed)

夏虫


飛び交う蛍を見た
ふわりふうわり空の高みから滑り落ちるように飛ぶ
地の底から天を目指す
その小さな明滅を眺めていたら
自分が何処にいるのか
老いているのか
若いのか
それすらわからなくなって
なにもみえなくなって
まるで私自身の魂が蛍の灯となっていっしょに闇を飛ぶかのような錯覚

物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる(和泉式部)後拾遺1192

【派生歌】
さゆりばのしられぬ恋もあるものを身よりあまりてゆく蛍かな(定家)


カラダから抜け出した私の魂は
何処に行きたいんだろう
何処に帰りたいんだろう
人は
良きにつけ悪しきにつけ
なにかしら事を成さない限り命が終わらないのだと聞いた
叶わないのが夢なら 起こってしまうのが現実
さあ
どこに飛んでいくのか飛んでいきたいのか

いっしょに飛んでみようか 小さな灯り点してみようか

夏の終わり小さな骸となっても


人の身も恋にはかへつ夏虫の あらはにもゆと見えぬばかりぞ 〔後拾遺820〕
10:05  |  古歌  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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