玉虫日記 山月記
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2005.10.10 (Mon)

山月記


お友達の南天さんのブログ【あしたの風】今日は読書感想文だった。
タイトルは「山月記」どこかで聞き覚えのある懐かしい題名に
記憶の糸を辿ることしばし・・・・
そして彼女の文を読み進むうちに鮮やかに蘇ったのは
懐かしい高校の授業風景。

そうだ!「中島敦」
虎になった男の話だった。
才能に恵まれ幸せだった男が何故虎になったのか?!
授業の最後、先生に問われ、順に名前を呼ばれた
「人は誰しも猛獣の心を持っているものだから」といった人。
「運命だった」なんていう人もいた。
で・・・・私の番・・・
ふと浮かんだ答えは

「彼は逃げたのではないですか?」だった。

そしたら先生は
「じゃぁ彼は何故逃げたんでしょう」
とさらに問いかけられた。

「・・・・・」

結局何故だか誰もわからず
私自身も答えを見つけられずで
その日の授業は終わったように思う。
そしてそこで記憶はふっつりと途絶えてしまった。

今日また改めて山月記を読んでみた。

彼は弱かったのだ。
単なる我儘なお坊ちゃまのまんまで大人になった人。
それ引きずって妻子を捨て好きな詩作に耽りそれも達成できず、
挙句虎になったのは自業自得というもの。
彼は自分自身が虎になった原因を自分の臆病な自尊心と、尊大な羞恥心の所為であると
文中で述べているが実際そうだったの?
そうであったにせよその性癖は彼自身のものであり、
克服せねばならなかったものだったと思う。
つまり彼は彼の弱さゆえに虎になってしまったのだ。
彼の作った詩を彼の友人が聞いたとき「格調高雅、意趣卓逸、」と賞賛しながらも
なにか足りないと感じたのは、
彼の詩に現実を見つめず自分自身の殻に閉じこもることしか出来なかった
彼の心の狭さが反映していたからではなかったのか?

あれから○十年経過してやっと導き出した私の答え。




でも、でもね
たった一度の人生虎になって何処がいけないの?


虎になって好き放題生きるのか
それとも
人として正しい道を選ぶのか!

私はどちらの道を歩むのだろう。


「山月記」こちらで読むことが出来ます。
短編ですので興味のある方は是非どうぞ。

【More・・・】

人生楽しんだもの勝♪
じゃないの~~って不惑の坂を遠に過ぎた私は今、そう思ったりもするのです。

そしてそれが周りの誰かを傷つけ悲しませてでも
貫き通したい自分の思いであるのなら・・
潔く虫にでも鳥にでも甘んじてならねばならぬ覚悟をもたねばとも・・・


やがていつかわたしは
虫けらになって初めて自分のおろかさに気付くのかもしれない。
なくしてしまったものの大きさに泣くのだろう。
きっと、彼のように・・
20:57  |  心覚え  |  トラックバック(0)  |  コメント(7)

Comment

No title

ワタクシの脳みそは溝が浅い。咲ちゃんはしんどくてもよぉ~考えるなぁ。逃げずにぐっと考えるって尊敬しちゃいます。7年程前、病気治療のため、ボルタレンを3ヶ月間飲み続けました。痛くなる前に飲め!って気持ちでした。アレはきつかったっすよ。
miya-su-lapin |  2005.10.10(月) 21:30 | URL |  【編集】

No title

わぉ~~~読んだの!
誰も読まへんって思てましたわ~~(・・;)
ボルタレンやめた~~痛いけど・・・
めっちゃ痛いけど・・・
touka_july2005 |  2005.10.10(月) 21:42 | URL |  【編集】

No title

咲さん トラバありがとう~~^^
私は私の今の心境にシンクロする部分があって、主人公の心の弱さと対話したい気持ちがあります。
私は虎になりたくない。
でも努力するのも苦手で潔くない。
まさしくこの主人公なんだな、私(>_<)

肩。。。めっちゃ痛いんやね。
明日は少しでも痛みがとれていますように・・・・・

南天 |  2005.10.10(月) 22:25 | URL |  【編集】

No title

誰でも虎にならずに済んだらな~って思うよ。
で、努力したり我慢したりするんだろうけど
いざというとき、逃げ出してしまう弱さが顔を出すのだと思う。

私のは開き直りだよね。
ちょっと横道に逸れてます。
南天さんの感想文があの本の真意だと思いますよ。
touka_july2005 |  2005.10.10(月) 22:34 | URL |  【編集】

No title

こんばんは~♪

<山月記>習ってないP・・・。

人を傷つけて、自分自身も傷つけて・・・人は生きる。
何のために!?それは、自分が<生きるために>

自分の心を殺して生きて、何の価値がある!?
そんな事を思いました。これ、とても怖い表現なのかも知れないですけど・・・。

自分の人生、自分自身が楽しまなければ、周りの人も楽しくないんじゃないか?
などと、思う今日この頃でございます。(^^ゞ

一度、ゆっくり読んでみますね。短編だってことで、Pにも読めそう♪
fu-souka |  2005.10.10(月) 23:01 | URL |  【編集】

No title

悲しいけど人は傷つけたり傷つけられたりして
生きているんだろうね。自分が傷つける立場になったからといって
それを特別責めることも無いんだといったら間違ってるかな・・
誰でも誰かを傷つける立場にたつことはあるのだから・・

Pしゃんも私も人生素直に楽しまなきゃ~~って
今は思うけれど私自身10年前はそんな風に思えなかった。
というか思わなかったのはきっと幸せだったからだと思う。
今が幸せじゃないといえばそれも違うな・・・・
幸せの質の問題。うまくいえないけれどヾ(;´▽`A
touka_july2005 |  2005.10.10(月) 23:28 | URL |  【編集】

No title

あ~~~けどこれって「山月記」から完全脱線してます~~ぅ
touka_july2005 |  2005.10.10(月) 23:28 | URL |  【編集】

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