玉虫日記 稲淵案山子まつり2010
2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2010.10.05 (Tue)

稲淵案山子まつり2010

こんなじゃだめだな・・と自分を励ますのですがなかなか浮上できなくて困ります。それでも今朝の青空はとても清々しくて深呼吸したら気持ちよかった。
031.jpg
稲淵の案山子さんたちをALBUMにしました。宜しければご覧下さいね。

『稲淵案山子まつり2010』はこちらです♪

大昔、案山子は田の神・水の神の依代として人々から尊ばれ崇め奉られていました。昼夜の別なく立ち尽くして田を守る役目を担っていた案山子は天下のことを悉く知っていると信じられてもいて「古事記」には案山子の久延毘古(くえびこ)」が大国主命に少彦名神の正体を告げる場面もあります。そんな案山子さんではありますがそのお顔はいつも『ヘノヘノモヘ字』そもそも案山子という呼び名はどこから来たのでしょうか?
古くから文机を「案」と呼びました。そして「案山」とは文机のように平たく低い山という意味を持つ山田のことなのだそうです。つまり、案山子(あんざんし)は山田を護る番人のことを言ったのですね。本来はその役目を担う人のことを指す言葉だったのです。それが転じて作物を荒らす鳥や獣を防ぐために作った藁人形のことをも案山子と呼ぶようになりました。では何故「あんざんし」と読む案山子を「かかし」と呼ぶようになったか?ですが、これには二説あって、一つは害を及ぼす鳥や獣の嫌う臭い(人毛や獣肉を焼いた)のするものを置くことで田畑を護ったことから、「嗅がし」=かかし=「案山子」になった。もう一説には、何処の誰ともわからない、取り立てて名前をあげない場合などに用いられる「だれそれ」や「何の何某なにがしかがし」=かかし=「案山子」と変化したというものです。

某は 案山子にて候 雀どの  (それがしは かがしにてそろ すずめどの)

これは夏目漱石の詠んだ句で、「それがし」に「かがし」と「案山子」を掛けていて後者の説を踏まえています。そんな見上げた案山子さんなのに唱歌「かかし」はなんだか案山子の存在を揶揄するかのような歌詞であるのが不思議です・。

山田の中の 一本足の案山子
天氣のよいのに 蓑笠着けて
朝から晩まで ただ立ちどほし
歩けないのか 山田の案山子

山田の中の 一本足の案山子
弓矢で威して 力んで居れど
山では烏が かあかと笑ふ
耳が無いのか 山田の案山子

これではまるで笑われ者の藁人形のような扱いです。何故なのかと少し調べてみましたらこんな記述をみつけました。時代によって案山子の扱い一つにも面白い意味があるものだと思いました。

『この歌が作られた頃、政府は「神社合祀令」(明治39年布告)の下、村の中にあった神社や小祠を1ヶ所に集める政策を推進していました。そこには、国家神道を強化し、同時に不要になった鎮守の森の木々を伐採して田畑に転用しようという意図があったといわれています。お上の命令とはいえ、人々はこれまで信仰していたお社を動かすことに多少なりとも抵抗感を抱いたことでしょう。当局は「社の移転によって祟りが起こるのでは…」と恐れる村人を安心させるために、村の小さな神々を代表する案山子の権威を貶める歌をあえて作り、子供達に歌わせたのではないでしょうか。』 抜粋

041.jpg

今年の稲淵の案山子さんたちは遷都1300年祭に因んだものそれから、ゲゲゲブーム?朝ドラの影響を受けて目玉おやじやねずみ男など楽しいものがいっぱいでした☆。.:*:・'゜これはもう本来の案山子の枠からは飛び出してますね~~(^_-)☆カラスも雀もみんなで楽しむお祭りだからいいのでしょう~♪

テーマ : 奈良 - ジャンル : 地域情報

20:50  |  愛すべきもの  |  トラックバック(0)  |  コメント(12)

Comment

あぁ懐かしい歌。
私が旧姓をあまり好きになれなかったのは、この歌が原因です。
小さい頃にこの歌で囃し立てられて、ぐずぐずベソをかいていたのを思い出します。
案山子なんて、その辺の田んぼでいつでも見られたのに、実物をもう何年も見ていません。
あぜ道で向かい合って歌いたくなったわ。
emy |  2010.10.05(火) 23:34 | URL |  【編集】

ありがとう~

たくさんの楽しい案山子画像
ご紹介くださって
  ありがとうございます (^▽^)V

案山子文化祭というか 芸術祭?

ほんわか 家庭的で
たぶん材料費も安そうだし(笑)
いいイベントですね~

ねずみ男が 一番案山子スタイルに
似合ってるかも~

案山子さんの見物カメラ客は
 多いのでしょうね~
non |  2010.10.06(水) 08:53 | URL |  【編集】

案山子というと、さださんのトークを思い出すわ。
田んぼに大事な案山子を置き去りにしたりしませんよ、と言われたというの。

最近はいろいろな案山子があって楽しいねえ。
画像拝見しました、どれも凝っていて楽しい。
当の鳥さんたちは、どれぐらい理解しているのかなあ、
と思うこともしばしばだけれど;^^

こないだ田んぼでみた案山子は、なんと丸い顔だけ
筆で書いてあるのを、綱で張ってゆらしてて、
これはある意味怖すぎる!と思った。
私が鳥なら近づかないわ(笑)
ちゃいむ |  2010.10.06(水) 09:45 | URL |  【編集】

◆emyちゃん

私はemyちゃんの今の姓が旧姓だったからいまでもemyちゃんの苗字を目にするたびに懐かしいなぁと心のどこかで必ず思っているようなところがあります。この歌は子供の頃には辛い歌だったのねえ・・。囃す方はなんとも思っていなくても結構小さな子供って嫌だーって心底思ったりするもんだものね・・。昔ながらの案山子は家みたいな田舎でも見られなくなりました。雀もあんなじゃ怖がらないよね・・。でもあぜ道で向かい合って歌うのはとても楽しそう~こういうのならまだ明日香に行けばみられるから行ってみてね♪
玉虫 |  2010.10.06(水) 19:30 | URL |  【編集】

◆nonさ~~ん♪

稲淵の案山子まつりに出掛けたのは今年で三度目になりますが いつみてもほんわかと心温まる作品群です。
家族が揃ってにこにこ笑顔で犬が居て猫がいて、うちはこんなに楽しいの~~みたいなのとか、こんなおじいさんとおばあさんになりたいなとか・・ラブラブのカップルとかも!みんなの暮らしや夢がいっぱいでとても素敵です。あ、ねずみ男さんは案山子のはまり役ですね!唯一案山子っぽい案山子?満開の彼岸花も見事でしたからカメラマンさんはもちろん山ほどです(Θ_Θ;)
玉虫 |  2010.10.06(水) 19:44 | URL |  【編集】

◆ちゃいむさん♪

案山子といえばやっぱりさださんだよね・・二男が進学して家を出たときあの歌聞いてはうるうるしてました(T_T)。。今でもやっぱり聞けば胸がちくんとするなぁ・・。置き去りにしたりはしないというのもさださんらしいね・・。明日香だけではなくていろんな場所でこんなお祭りやコンテストはあるみたいだけれど、案山子は世につれ世は案山子につれ?そんな風でなかなか見応えがありますよ。でもこんなじゃカラスも雀も怖がらないだろうな~とは思うけど・・・。あ、怖い案山子といえばこの間よそ様のベランダにマネキンの首だけがぶら提げてあるのを見ました。鳩避けらしいけれどアレも怖かったです(Θ_Θ;)
玉虫 |  2010.10.06(水) 19:50 | URL |  【編集】

懐かしい歌を思い出しました
案山子にも色々な歴史・由来が有るのですね
今年の案山子は、特別楽しそう^^
沢山紹介して下さいね
みみ |  2010.10.07(木) 09:05 | URL |  【編集】

◆みみさん

子供の頃うたった歌は忘れずに覚えているものですね・・今の子供たちもこの歌知っているのでしょうか?秋の真っ青な空と金色の稲の穂それから案山子、懐かしい風景です♪稲淵の案山子さんは今年もとても楽しいものばかりでした♪
玉虫 |  2010.10.07(木) 21:02 | URL |  【編集】

案山子まつりですか。いろんなまつりがあるものですね。

むかし、子どもの頃に見た田の中の案山子は布切れか
ボロボロのシャツに麦わら帽でした。
こんな手の込んだ案山子さん、見たこと無いです(笑)

案山子の歌は意味など何も考えずに歌っていましたが
言われてみれば不思議な歌詞ですね。
時代背景、政治的な意図があったのですねぇ。
anaberu56 |  2010.10.07(木) 21:23 | URL |  【編集】

お見事ぉ...

一本足の案山子の歌は文字で表すと面白いですね。
子供の頃にも歌ったことが無いのですが、その前後のお話が楽しいですよ♪案山子は、嗅がしが正解だと思ってますよ。何処かえ出かける事を「出だす」等と同じように昔の人は、その行動から言葉に変えますからね。でも~今年の明日香案山子の写真はお上手に撮れてましたね~久し振りに全て100点。。お見事案山子婆ぁ~(^_-)
座敷藁爺ぃ~♪ |  2010.10.07(木) 21:31 | URL |  【編集】

◆anaberuさん

同じですよ・・。私も子供の頃に見た案山子はみな一様に野良着に麦藁帽子でした。ほんとうにリアルに作られていて人間と見紛うものもありました!懐かしいですね。あの歌は一番しか覚えていなくて二番の歌詞は今回調べて初めて知りました。案山子ってなかなか奥が深いものなんですね・・。
玉虫 |  2010.10.07(木) 21:51 | URL |  【編集】

◆座敷藁爺ぃ~♪ちゃん

> 案山子のお歌はうたいませんでしたか?音楽の教科書に載ってはいなかったように思いますので、きっと母から教わったかなにかだと思います。案山子というのはなかなか面白いもので今回は挙げませんでしたが、何故一本足なのか?なんてこともあれこれ古くからの謂れがあるようでした。あれは豊穣を願ったもののようです。案山子の写真百点でしたか?きっとそれはカメラがよかったのでしょうね~~。。(´_`||)ところでお名前に恐れ入谷の鬼子母神さま。。。相変わらず冴えてますね~~(@_@)♪
玉虫 |  2010.10.08(金) 05:19 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tamamamanote.blog100.fc2.com/tb.php/1338-2407b32b

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。