玉虫日記 あをによし◇さだまさし
2017年06月 / 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2010.10.23 (Sat)

あをによし◇さだまさし

緑釉の瓦に丹の色の柱(丹というのは硫化水銀、水銀朱色のこと)、あるいは連子の窓の緑、そして大和の青垣に咲き揃う花々、【青丹よし】という奈良の枕詞は平城京の華やぎそのものを表すと聞いています。この日の大極殿の美しさもまさにその枕詞そのままに晴れやかで美しいものでした。1300年もの昔にこれほど見事な建築物が存在し大勢の人々が集い暮す奈良。都の賑わいがここに立つと聞こえてくるような気さえします。それはそれとしてこの枕詞には一つ疑問があって、実は平城京以前のもっと鄙びた奈良当時既に使われていました。さらにその謎を追うと、青は--あおに‐よし【青丹よし】アヲ‥〔枕〕(ヨもシもともに間投助詞)「奈良」「国内(くぬち)」にかかる。奈良に顔料の青丹を産出したことが秘府本万葉集抄にみえるが、事実か伝説の記録か不明。一説に、「なら」に続けたのは顔料にするために青丹を馴熟(なら)すによるという。『広辞苑』--とあって間投助詞ということであれば語調を整えて感動を表す言葉となり青丹が良いという意味ではなくなってしまいます。かといって前述の青丹良しが強ち誤りというのではなく奈良に都が遷ってからは、「あをによし」の意味が都の美しさをあらわすようになったものかもしれません。「あをによし寧楽(なら)の京師(みやこ)は咲く花の薫(にほ)ふがごとく今盛りなり」これなどいかにも平城京の色彩の美しさを讃えた詩だと思います♪DSCN1793.jpg
その大きな大極殿の前に白いテントが陣取っていました。この日の西本智実さんの演奏会の準備だったようです。写真は大極殿の上から眺めたリハの様子。今年最後の夏日となり強い西日で団員のかたは大変だったのではないでしょうか・・。このままここに居たらテントの中には入れないけれど広い広い奈良の夕景を眺めながら壮大な音楽を聴けた筈です。でも今日は駄目!生憎?夜は東大寺に行かねばなりませんっ。。からだが二つあればいいのに・・と切に切に思ったことでした。悔しいぃ。。
DSCN1795.jpg
平城京の広さ伝わりますでしょうか・・少し傾いた西陽に背高泡立草の黄色が鮮やかです。
そろそろ戻らねば・・そうです東大寺です。。
DSCN1808s.jpg
4時半頃だったでしょうか・・開演を控えた東大寺の前庭。
座席ブロックの区分けロープが張られているのを横目で偵察(・.| ソォーッ
DSCN1811.jpg
ブロックはあ行~た行までと椅子席があるようで列もそれぞれに並ぶというものでした。
私は「い」でしたので東大寺の西側に並ぶことになりました。
五時では遅かった?もう既にかなりの人だかりで列の最後尾に並んだのですがそのあと更に人は増えてあっというまに長蛇!鹿さんも吃驚していたのではないかしら・・。
DSCN1810.jpg
境内での飲食は禁止ということでまずは腹ごしらえ、『うめもり』さんのお寿司を早速頬張っていたら・・・♪
DSCN1815s.jpg
あれ?なにか取材してる?軽部さんでした。めざましTVで放映されるのでしょうか?東大寺でのさださんのコンサートは今回二度目、丁度三十年ぶりのことだったのですが、その一回目もここに来た方を探していらっしゃったご様子でした。
DSCN1819.jpg
さーて、いよいよです!やっとです。。。コンサートが始まればもちろん撮影は禁止なのでしょうけれど、雰囲気だけね・・・。気になった私のブロックは残念ながら外れ籤で、隅っこの端っこ。さださんは豆粒ほどにしか見えずビジョンは大きすぎて首が痛い?そんな場所だったのでした。でもまぁ雰囲気はしっかり伝わりましたし何よりここに居たという事実これが最大事ですゆえに愚痴は語りません・・ってもう既に言ってるか・・さて開演です☆。.:*:・'゜
DSCN1831s.jpg
10分押しでの開演まずは第218世東大寺別当も務められた森本先生のご挨拶から・・
「私の話が長いとコンサートの時間が短くなってしまいますので・・」としっかり笑いもとってらっしゃいました。その後現れたさださんは全身真っ赤?まるでマッチ棒みたい?にしか遠目の私には見えなかったのだけどモニタで確認、なかなかお似合いでした。メンバーは石川さん宅間さん倉田さんもいらっしゃってのオールスターでした。まずは一曲目。
①天文学者になればよかった
何から始まるのだろうとあれこれ想像していた私の意表を突いての選曲はさださんが東大寺で30年前に行ったコンサートの1曲目だったそうですが、テンポも良くて軽快なオープニングになりました。続いて二曲目三曲目
②案山子~③主人公
この日の東大寺前庭にはあるはずの八角灯篭がありませんでした。「だから見やすいなんて言ってちゃ駄目ですよ。なんせ、東大寺1250年以上の歴史で八角灯篭がお出かけしてるのは今だけ。そんな貴重な日なんですよ」東京国立博物館の「東大寺展」に出展中だそうです。この日は東大寺にとってもさださんにとっても見ている私たちにとっても千載一遇の日だったのですね。連続しての代表曲のあとは30年前にはまだ生まれていなかったこの曲。
④北の国から
その後、話は去年亡くなられたお父様に及び「去年私はじめて父を亡くすという経験をしまして。ま、父はほんと優秀な息子さんを持ったもんですから、ほんとにその息子さんのお金を使い倒して死んでいきました。で、そんな父ですが多くの人に精霊舟を送ってもらったんですね。大きな船を作らなきゃってことで、大きい船ってお金かかるんだ。父は死んでも私の金を使い倒しております。そんな父への怨念も込めてお送りします」ということで続く曲は
⑤精霊流し~そして戦争中大陸にいらっしゃったお父様を偲んで
⑥フレディもしくは三教街
さらにMCは奈良の昔に溯り、「平城京って都を一生懸命作って、よし!ようやく自分の家が出来たってときに都が京都に引っ越して当時の人はそんな憂き目にあった訳で・。大仏様も京都に引っ越せずに置いてけぼりで・。でもそのとき仕方ないか~ま、いいか~とそんな開き直りが今の奈良を作った。引っ越さずにここに居続けてくれてよかったと思う。そしてこの置いてかれてる感じ。ずっと変わらない空気感。僕が奈良が好きなのは多分そんな理由なんだと思います。
⑦道化師のソネット~⑧防人の詩
暗い暗いといわれ続けてきたけど『死にますか死にますか』なんて時代に合わなかったのだろうね・・ファンの人は肩身の狭い思いをし続けてきたのだろうな~~」いえいえ暗いだけではない切なさ愛しさ広がる物語や万葉の世界それが私には大きな魅力だったのです。
⑨秋桜~⑩片恋
切なくて胸がキューン鐘が『ごーん~~~♪』このとき8時の時の鐘が鳴り響きました。さださんが話そうとすると「ご~~~ん!」。。。ステージも観客も大爆笑でした。やがて佳境「これから数曲続けて歌います。何曲かは言いません(笑)言うと分かっちゃうから。でも、みんなが考えてる通りに歌います。期待していただいてるままにやって帰ります
⑪天然色の化石~⑫まほろば~⑬修二会
やはり奈良といえばこれこれ・・。宅間さんの太鼓がお腹にずーんと響いて、あをによし平城山の空に~~当日は満月ではなくて半月でしたが・・・。。。さださんの声が夜空に吸い込まれてゆくようで感動でした。「パワースポットなんて陳腐な言葉を使うつもりはないけれど僕はここに来てなにかをもらって、それを感じる。その場所で自分が何を感じられるか?それに尽きると思うのです。今日この場所で5年後、10年後の自分にメッセージを残して帰ってください。そしてまた東大寺に訪れる。そこで自分を再確認する。そんな場所を作るといいと思います。」アンコール14曲目です。 元気でまた会いましょう!
⑭風に立つライオン
自分を再確認する場所・・さて私の場合何処なんだろう。案外今叩いているキーボード、パソの前だったりして??なんて?(^-^;)
いえいえほんのジョーク??案外本音かもですって??ヾ(。・・;)ォィォィ

最後に、「色付け部分」はさださんの言葉そのままではなく、筆者のこんな感じだったな~程度とお汲み取りください。ここまで書いて読み返す余力がなくなりました。誤字脱字多々だと思われます。笑ってお目こぼし下さい。長々とお付き合いありがとうございました。

テーマ : LIVE、イベント - ジャンル : 音楽

19:42  |  さだまさし  |  トラックバック(0)  |  コメント(16)

Comment

克明なレポート、ありがとうございます。
東大寺界隈ではニアミスの連続だったように思います。
座席ブロックの区分けロープが張られているのを横目で偵察されておられたころ、私も同じアングルから写真を撮っておりました。
何か示し合わせる準備をしておけばよかった…
次の予定は、来月の大阪、カウントダウン(これはチケット発売前のため未定ですが)、年明けには一宮、こんなところです。
よっしー |  2010.10.23(土) 22:30 | URL |  【編集】

豆粒

そうなんですか~
さださんは豆粒になっちゃったんですね~

全国のファンが集まったのですね
一体何人くらいなんでしょうねえ

京都でも奈良でも
古都に現代の音楽が 響き渡って~
いいイベントですよね
non |  2010.10.24(日) 16:35 | URL |  【編集】

◆よっしーさん

年越しは名古屋で?先行予約は来月ですね・・当たると宜しいですね。私はしばらくは大人しく・・かな?今のところ何処にも予定はしておりませんが、また近くでの情報が入れば出かけたいと思っています。来年のことを言うと鬼に笑われるかもしれませんが、また楽しい企画を考えていただきたいものです。そのときはどうぞよろしくお願いします。
玉虫 |  2010.10.24(日) 19:08 | URL |  【編集】

◆nonさん

9000人規模のコンサートだと当初聞いていたのですが、その後の発表では1万を越えたとか・・。大仏様も吃驚なさってらっしゃったことでしょうね。豆粒ほどにしか見えなかったさださんですが、「修二会」の歌詞のなかに「ここは東大寺」というのがあってそこのとこでジーンとしました!やっぱりシチュエーションってすごいですね♪葉加瀬太郎さんや谷村さんのコンサートも其処此処であったようで奈良の街は今とてもいい感じです♪
玉虫 |  2010.10.24(日) 19:12 | URL |  【編集】

あおによし平城山の~

とても詳しいレポートありがとうございました。
広い会場は、たくさんのお客様は入るけど、
ステージはちいさくなってしまうから悩ましいですねぇ。
とはいえ、野外はいいですね。お寺の鐘も、ステキな演出になってしまいますものね?
東大寺で聴く「修二会」「まほろば」・・いいなぁ。
今夏の奈良散策では、自分の鼻唄で・・でしたから(笑)
奈良を舞台にした曲は、どれも強くて美しくて、大好きです。
ともよん |  2010.10.25(月) 08:00 | URL |  【編集】

◆ともよんさん

昨年末の両国も行けず、この夏の山中湖も涙を飲んで見送りやっと今回参戦?出来た東大寺です。かなり力はいっていたのになんだかなぁ~のブロックでがっかりモードだったのですが歌が始まればそれはもう問題ではない!とは言い切れないまでも十二分にその雰囲気を楽しむことができました。はい!お寺の鐘も含めてです♪また来年もなにか楽しい企画があるといいですねえ・・
玉虫 |  2010.10.25(月) 22:25 | URL |  【編集】

めざましテレビやってたよ~^^

玉ちゃん居るかな??って見ちゃったwwでもほんと大勢の人で びっくり^^;
いいな~知ってる歌ばかり もっと近いと 行けたかもしれないのに・・・
でも豆粒くらいかぁ^^; それは少し残念だったけど 素敵なコンサートに行けて 玉ちゃん良かったですねぇ^^うらやましい~~
てんちゃん |  2010.10.26(火) 21:02 | URL |  【編集】

◆てんちゃん

おはよう~♪めざましやってましたか~わたしは仕事でみれなかった(T_T)。。。コンサートはやっぱり楽しいね!この間のはスカパーで放送されるそうですが、実際にその場で味わうのはまた格別。そちらでも12/1(水) サンポートホール高松 チケットはデューク高松(087-822-2520 )あるけど、少し遠いかな?それにてんちゃんお忙しそうだもんね・・夜のお出掛けは大変だわね・・。でも近い将来きっとあちこち動けるような日は来ると思いますよ~~そうなると今度は過去が「あの頃は忙しかったけれど楽しかったなぁ」って懐かしいんだよね・・。今日は綺麗な青空です♪てんちゃんガンバp(。^ー^。)q
玉虫 |  2010.10.27(水) 06:38 | URL |  【編集】

おっはー

おっはーって、なんだか懐かしい言葉になってしまいました、恥ずかしい。
野外コンサートは心配も色々あるけれど、始まってしまうと病みつきになる気持ちよさがあるよね!
それにしても何だこのお寿司!美味しそうやないの~じゅる。
会場で色んな食べ物の販売もあったのかな、それも楽しみやね♪
それにしても秋はいつの間に終わってしまったの?
暑いよりはよっぽど良いけれど、風邪などひかないようにね。
emy |  2010.10.27(水) 09:49 | URL |  【編集】

奈良・・・お陰様でまた満喫できましたわ。
中川さんにも行かれたんですね!
あのおしぼりの感触いいでしょう~!
「奈良の都は咲く花の・・・」
ゆったりと時間の流れる悠久の土地はひとを癒す何かがあるんでしょうか?
歳を追うごとに私は奈良に惹かれて行きます・・・
kelly |  2010.10.27(水) 10:50 | URL |  【編集】

詳しいレポありがとうー^^
めざましの軽部さんの放送、しっかり見たよ。
たまたまだったけど、もしかしたら写ってたかもね(笑
奈良出身の自分としては、東大寺のコンサートには
ぜひぜひ行ってみたかった…
でもこれですっかり行った気に♪
好きな曲ばっかりだしー。
確かに、奈良は変わらない空気感というのがあるよね。
またゆっくりこのあたりを散策してみたいなあー。
ちゃいむ |  2010.10.27(水) 14:50 | URL |  【編集】

さださんの歌声を初めて聴いたのは若かりし日にドライブ中、
友人の車のなかででした。
まだグレープ時代の無縁坂。
切ない詩とメロディ、それと歌声に胸を打たれたことを覚えています。

東大寺のもつ雰囲気とさださんのうた。
その場で体感され良かったですね。

anaberu56 |  2010.10.27(水) 17:09 | URL |  【編集】

◆emyちゃん

おっはーってみんなが言ってたのまだついこの間のことやったと思うのにもう懐かしいの範疇に入るようになったんやねえ・・どんどん色んなものが通り過ぎてく感じやわ・・。コンサート野外はものすごーく久し振りで楽しかったよ・・なんでもそうだと思うけどやっぱり臨場感っていうのあれはいいもんだと思う。うめもりさんのお鮨はねえ平城京跡でも売ってたらしいけど私が買ったのは興福寺さんの南側の石段降りて奈良町へ向かうとおり?ホテルサンルートの斜め向かいの本店でした。山葵の葉っぱでくるんであるのがさっぱりと美味しかったわ♪お試しあれ♪
玉虫 |  2010.10.27(水) 20:30 | URL |  【編集】

◆kellyさん

雅やかな京都も勿論好きですが、時間が止まってしまったような鄙びた奈良に私も惹かれます。賑やかな奈良町界隈のお店をあちこち覗きながらのそぞろ歩き、それから飛鳥の里をてくてくと訪ねるのもいいですよね・・。そうそうご紹介くださった中川さん、とても素敵でした。今度は甘いものをいただきに行かなくちゃ~です♪
玉虫 |  2010.10.27(水) 20:36 | URL |  【編集】

◆ちゃいむさん

東大寺のコンサートメニューはもうこれしかないやろ~ってそんな感じの曲ばかりでしたね。あぁやっぱり次はこれだよね・・みたいな。。だからあっという間に時間が過ぎて、え?もう終わりなの?って風でした。マッチ棒みたいにしか見えなかったのは残念だったけどね。。。これからの季節あの界隈は紅葉も綺麗だから是非お里帰りおいでなさいませ~~時間があったら呼んでね♪馳せ参じます(^_-)☆
玉虫 |  2010.10.27(水) 20:42 | URL |  【編集】

◆anaberuさん

無縁坂もせつせつといい歌でしたねえ・・。でも今考えてみると、あの頃さださんはまだ20代の若さ。そのお歳であのような歌を作って歌ってっていったいどんな青年だったのか(^-^;)確かに暗いーと言われても仕方ないような歌詞でしたものね。そういえば縁切り寺って歌もありました。。。でもその頃からずっと好きなんですよ~さだまさしという方の世界。。私にはとても魅力的です。
玉虫 |  2010.10.27(水) 20:46 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tamamamanote.blog100.fc2.com/tb.php/1344-62e0af90

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。