玉虫日記 睡蓮(叔母に寄せて)
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2008.07.06 (Sun)

睡蓮(叔母に寄せて)


明日は七夕・・・と気がついて
もうひとつ思い出したことがあった。

30数年前の七夕前夜に逝った叔母のこと。
あの頃叔母はまだ30代で、私は十幾つだったと思う。

早くに離婚してひとり暮らしをしていた叔母と私はとても気があって
買い物や映画にもよく行ったし母には言えない秘密の話もこの叔母になら話した覚えがある。

母の妹。色が抜けるように白くてとても美しい人だった。
その美しさゆえに望まれて嫁ぎ、男の子をなしたものの
交通事故で顔に怪我を負いそれが原因で夫の心が離れたという。
それから10数年を経た後、やっと巡りあった人と再婚。妊娠。
そしてその子を身ごもったまま病死。


その夜母はずっと泣いていた。
私は母の悲しみを察するにはまだまだ幼くて
ただそれでも大好きな叔母が死んだことが悲しくて泣いた。

七夕の日の空の星となった叔母は私の中で何時までも年を取らない。
今も若いまま美しいままの面影で睡蓮のように楚々と微笑んでいる。
23:12  |  思い出話ひとつ  |  トラックバック(0)  |  コメント(20)

Comment

No title

こんばんは。

この時、tama_ma_maさんを包んでくれた時間は、tama_ma_maさんのなかで、今も睡蓮の花が咲く水の上で揺れているのですね。
そんな時間を持っているtama_ma_maさんだから、こんな素敵な記事を描きだせるのですね。
感動しました。
mintogreen |  2008.07.06(日) 23:48 | URL |  【編集】

No title

不謹慎かもしれませんが
玉虫さんの叔母様の話と
青い睡蓮の写真があまりにもぴったりで。。。

なんだか、いつまでも見ていた写真です
mame-neko3 |  2008.07.07(月) 00:07 | URL |  【編集】

No title

玉虫さんは
叔母様とは 仲良しだったのですね~

私の伯母も 30年程前に 急病で亡くなりましたが
今でも・・・
何かの拍子に ふと伯母の笑顔や 話し声や 姿が
よみがえってきます。


non |  2008.07.07(月) 00:14 | URL |  【編集】

No title

ご無沙汰しています。
こころに響くお話ですね。
叔母様はトシをとらない・・・わかりますね。うちの母もそうですから・・

七夕の夜、叔母様は愛するひととお子様と3人でお会いしているかもしれませんね。
ほぼ毎日お邪魔していましたがいつも読み逃げでした。
ごめんなさい。
いつもきれいな写真にうっとりです。近江の蓮、儚いですが
とてもきれい。。。
ihatov12 |  2008.07.07(月) 00:29 | URL |  【編集】

No title

おたまおねぇちゃん

そうなの・・・七夕に そんな悲しい思い出が・・・
叔母様本当に 美しく はかない方ですね。。。
睡蓮の花のように 楚々と微笑んで、いつまでも 若く美しいままの叔母様のまま お玉おねえちゃんの心に残ってらっしゃるのね。
蓮の糸で きっと 織物なんかなさっているよね。かわいいお子様といっしょに。。。悲しいけど素敵な美しいお話 ありがとう。
今夜は晴れるかな。。。私も 今夜 星を見てみますね^^
てんちゅうにゃん |  2008.07.07(月) 06:24 | URL |  【編集】

No title

そばにオフェリアが流れてきそうな水面の写真、
私が死んだら、誰がどんな花を見て思い出してくれるんやろう。
miya |  2008.07.07(月) 12:58 | URL |  【編集】

No title

私の叔母が亡くなってもう7年ぐらいたつかなあ……

叔母とか叔父って不思議な存在だよね。
自分が「叔母さん」になって、初めて
甥っ子や姪っ子がいかに可愛いか、わかったわ(笑
妹にこの春男の子が生まれて、叔母バカっぷりを
発揮しております(笑

きっと、叔母さまはお子さんと一緒に見守ってくれているよ^^
ちゃいむ |  2008.07.07(月) 14:02 | URL |  【編集】

No title

親には、言えないけど、この人にはって、親戚にいると力強いですね。儚い叔母様、美人薄命って言葉で言ったら、失礼なのかもしれないけれど、そんなお方を想像しました。空で、優しく玉虫さんを見つめていらっしゃることでしょう。今夜は、輝いている星を見つけたらそのお方と思います。一段と綺麗な星を捜します。
まりりん |  2008.07.07(月) 19:56 | URL |  【編集】

No title

mintogreenさん◆生きていると嬉しいこともあるけれど
辛いこと悲しいことにも遭遇するものですね・・
私はもうとっくに叔母の年を越えてしまいました。

筑波山への旅画像楽しませていただきましたよ!
雨に洗われた新緑が綺麗でしたね。
誰かと一緒の旅はもちろん楽しいけれど
一人でゆく小さな旅もまたとても快適だなぁと
この頃そう思えるようになりました。
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:42 | URL |  【編集】

No title

まめねこさん◆水鏡に映った蓮のようにはかない叔母の人生だったけれど最期は幸せだったんじゃないかなぁと思っています。
だって柩の中の彼女はほんとうに美しくて満ち足りたお顔に見えましたから・・・。
でも生きていてくれたらもっともっと楽しい時間を一緒に過ごせたのになぁってそうも思います。
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:46 | URL |  【編集】

No title

nonさん◆そうなんですよ。わたし叔母が大好きだったんです。
おっしゃるとおり、不意に甦ることがあります・・亡くなった人の声や面差し・・・
nonさんも経験なさってらっしゃるんですね^^
叔母がもし今いたらきっともっともっといろんな話が出来ただろうなぁと思うと残念です。
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:50 | URL |  【編集】

No title

ihatov12さん◆またこちらに戻られたのですか?
暑い日が続きますが体調は大丈夫でしょうか・・
お母さま、そうでしたね。
七夕の夜空には厚い雲がかかっていますけれど
そのもっと高みは晴れ・・きっとお母さまの星も叔母の星も
煌いていることでしょう☆。.:*:・'゜
ihatov12さんも頑張ってね!ありがとう^^
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:54 | URL |  【編集】

No title

てんちゅうにゃんちゃん◆叔母ねえほんとうに素敵な人だったんだよ~~♪花が好きでいっぱいお花の名前知っていて、猫も大好きだったの。
叔母から私はいろんなものを引き継いでいるんだなぁって思うと嬉しい!
地上は雨が降っていても天空はいつだって晴れてるよね!
織姫様たちも叔母もみんなきっと輝いていると思うよ^^
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:58 | URL |  【編集】

No title

miyaちゃん◆私より若いあなたが先に逝くことはないと思うけど
もし万が一にもそういうことがあったらたぶん私は春が来るたびに
思い出すことになると思うよ・・。
白木蓮を見るたびに懐かしさでいっぱいになると思う。
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 22:59 | URL |  【編集】

No title

ちゃいむさん◆私にも甥と姪が一人ずつ居ます。
亡くなった弟の子供達。もう大学生になった!
だんだん弟に似てくる甥を見ているとなんだか不思議な気がする・・。
小さな赤ちゃん!いいなぁ~~抱っこしたいな。
あとは孫しかないんだけど、夢のまた夢なのが悲しいーーー
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 23:04 | URL |  【編集】

No title

まりりんさん◆叔母がねえ生きていてくれたら、母の支えにもなってくれたのにって思うんですよ。
弟と父を亡くして一人になった母にせめて妹である叔母がいてくれたら私もどんなにか心強かったはずなのにって。。。
今頃は向こうの世界でみんなで楽しく過ごしているんだろうね!
tama_ma_ma |  2008.07.07(月) 23:06 | URL |  【編集】

No title

泣きました。
アゲハ |  2008.07.08(火) 08:04 | URL |  【編集】

No title

七夕に思い出があるんですね。
僕も同じくでブログに書きましたが、命日と誕生日・・・
違えど、僕の叔母も亡くなってます・・・。
あたたかい思い出として残ってます^^
七夕って切ない一日なのかなぁ・・・。
昨日は曇りで星が見えない東京でした☆
lim884 |  2008.07.08(火) 08:40 | URL |  【編集】

No title

アゲハさん◆涙してくださってありがとう。
ほんと素敵な人だったのですよ・・叔母
tama_ma_ma |  2008.07.08(火) 22:05 | URL |  【編集】

No title

LIMくん◆そちらにお邪魔さまして読ませていただきました。叔母様のお話・・・。
毎年七夕が近づくと思い出す叔母の面影です。
そうですねえ・・やはり少し切ないですね・・

あ、地上が雨でも大丈夫なんですよ。
雲の上の天空はいつだって晴れですから☆。.:*:・'゜
tama_ma_ma |  2008.07.08(火) 22:07 | URL |  【編集】

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