玉虫日記 頌春
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2007.01.02 (Tue)

頌春



今年も縁起物のお煎餅を頂戴しました。
纏わる楽しいお話があるのですがちょっと長いのでお暇と興味のある方はご覧下さい。



【More・・・】

お煎餅の中に入っていた護符です。これを伊勢地方の殊に旧家の玄関先に貼り付けたり、あるいはお正月の注連飾りにつけ門符とする習慣が古くからあります。何故この文字がお護りになるのかというお話は・・・・神代の昔に遡ります。

*----*----*----*----*----*----*----*

蘇民将来は「備後風土記」に出てくる人物の名前です。むかし、スサノオノミコト(天照大神の弟で大国主命のおじいさんにあたる神さまです)がお嫁さんを捜しに南の国へ旅に出かけられました。各地を訪ね歩き、伊勢の地に着いたときには日も暮れて長い旅で歩くことが出来なくなっていました。「困った。どこか泊めていただくお家はないだろうか。」スサノオノミコトはやっとのことで、こんもりした森に一軒の家を見つけました。この辺りでは一番豊かな巨旦将来という名の長者の家で、大変に大きな家構えで、家や蔵を百余りも持っていました。スナノオノミコトはさっそく家の戸をたたかれて、「旅の者ですが、疲れ果てて歩くことが出来ません。夜もだいぶ寒くなってきました。今晩一晩だけお泊め願いたい。」この声に奥から巨旦が出てきて見ると、旅人は、貧しそうな身なりで着物も随分汚れている。「なんて汚らしい。そのような汚れた着物を着ているものは一晩も泊めることは出来ない。さぁ、さっさと出て行きなさい」と断りました。それでもスナノオは何度も何度も繰り返して頼み、自分の身分も打ち明けましたが、巨旦はついに家に入れることはしませんでした。困った困ったと寒い中、震えながら、今度は弟の蘇民将来の家に向かわれて、訳を話すと、蘇民は「それは遠いところから大変だったでしょう。我が家は見てのとおり、汚い家ですが、どうぞお泊まりください」と快く招きいれ親切にもてなしました。蘇民はとても心の温かい思いやりのある人であったのです。スサノオは夕餉の粟飯をご馳走になり、座敷に入って休まれました。寝床に入り、しばらくしてから、北の国から恐ろしい病気が襲ってくることをお察しになりました。そこで蘇民将来に「北国に疫病がはやっておる。しかし恐れることはない。これを用いれば悪魔は逃げ去るでしょう」といって茅の輪を編んで家の周りに張り巡らしました。夜が明けて驚いたことに、付近の家の人は疫病で倒れひとりとして家の外に出てはきませんでした。蘇民はスサノオノミコトにお礼をいい、茅の輪のおかげで命を救われたことを、家族ともども喜び合いました。スサノオノミコトは蘇民の家を出るとき「何もお礼に差し上げるものはないが、「蘇民将来子孫之門」と書いて門口に張っておけば、恐ろしい病気や悪魔を退散できる」といって立ち去られたそうです。以来、このことに肖り、伊勢地方の家々では年の初めの門符に「蘇民将来子孫之門」と書いて掲げるようになりました。

このお話はともすればなおざりになる慈悲の心を人々に説いたお話なのですね。
情けは人の為ならず・・でしょうか。でも・・・泊めてあげなかった巨旦はともかく、スサノオが戸をたたくことのなかったほかの家の人もみんな病気になってしまったというのは、少し大雑把過ぎる気がするのですが・・・神様は大らかゆえ、そういうことは気になさらないのかな?
蘇民よりももっと心根の優しい人はほかにもいたと思うんですよ?
あ、こういうところが神も仏もない!という所以?かもしれません。
あらら~いつの間にか脱線してしまいました。

ではお煎餅いただきます(='ー')クス♪
大きいんですよ~私の顔よりもずっと大きいです!!


最後まで読んでくださった方におまけ神楽殿~恋御籤煎餅です。
こちらは去年のお菓子~アメノウヅメのお煎餅です!(。^。^。)b
15:36  |  愛すべきもの  |  トラックバック(0)  |  コメント(0)

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