玉虫日記 鹿
2017年08月 / 07月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫09月

--.--.-- (--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--:--  |  スポンサー広告

2009.11.17 (Tue)

鹿


◆奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はかなしき

高校生だった頃のお話です。尊敬して止まない古典の先生に、百人一首の中であなたの一番好きなうたはどれかと聞かれました。好きな歌はたくさんありすぎて迷う私に、僕はこれが一番好きだよと、よみあげられたのが先の一首でした。季節は秋、先生は寂しいうたがお好きなのだと思った私は、秋のうただというだけで「八重葎茂れる宿の寂しきに人こそ見えね秋はきにけり」とお答えしたのです。すると「随分寂しいうたが好きなのだねえ・・。若いのだからもっと華やかで晴れやかな歌を選べば良いのに」とおっしゃいました。私はこの先生が大好きだったので先生の意に添いたい一心で恵慶法師の歌を選んだのに・・と答が裏目になってしまったのが悔しくて「奥山に・・」の一首も寂しいじゃないですか?悲しい秋の歌でしょう?と先生に詰め寄ったのです。すると、「そう?そんなに寂しいうただと思うの?」と遠いところを見つめるような眼差しで微笑んでこのお話は終わりになりました。今繰り返しこのうたをよんでみると、あの時の先生のおっしゃりたかったことがわかるような気がしてきます。鹿は妻を恋うて鳴くもの。ただ秋が寂しいのではなく恋するがゆえに寂しいのですね・・。先生はその頃40代初めくらい、もちろん奥様もいらっしゃる方でしたけれど、あの頃恋してらっしゃったのかしらん・・と今もし、もう一度お目にかかれたらお尋ねしたいような・・なぁんて、純情な高校生だった私もいつの間にか図々しいオバサンに成り果てました(^-^;)
で、奈良といえば鹿♪可愛いでしょう♪こんなに長い睫、ご存知でした??画像クリック、大きくしてご覧下さい。とびっきり長い睫が見えますよ(@_@)仲良しの兄弟でしょうか?こちらはlove2のカップル♪と思ったら後ろから怖そうなお父さん鹿?の目が光ってます(-_-;)ノ広々とした公園は鹿たちの楽園ですね・・みなのんびりと草を食んでいて見ているだけで気持ちがほぐれるようでしたよ~♪

そうそう話を戻して、あの頃先生が好きだとおっしゃった奥山にのうたの真意を理解してなお
今、さらに「八重葎茂れる宿の寂しきに人こそ見えね秋は来にけり」このうたに惹かれる私がいます・・。寂しさの極みが見えるような美しいうただと思います。
20:28  |  思い出話ひとつ  |  トラックバック(0)  |  コメント(18)

Comment

No title

古都が好き
  最も古き
    都のある奈良
鹿を詠みうたふ和歌あるある

クリックしてみると、、、
本当に 長い睫じゃ!ね、、、ビックリ!

のどかだわ♪  いい映像じゃ!♪ 
sasurai66 |  2009.11.17(火) 21:36 | URL |  【編集】

No title

思い出行きの列車に ちょっと乗ってきたのね?^^
遠い昔(・・になっちゃったね^^;) パパちんとの事を相談に乗ってもらったりした大好きだった現国の先生とか 披露宴の時に藤村の初恋を詠んでくださった古典の先生とか 仲人をしてくれた歴史の先生とか・・・今 自分が その頃の先生と同じくらいの年齢になり・・いや もう過ぎちゃったかな^^;
今なら もっと気のきいた会話ができるんぢゃないかと・・wwでも 先生は先生。。いつになっても 追いつくことができない人生の先輩だよね。。もっと教え甲斐のある生徒でありたかったなとww今になって思うよ^^;
素敵な古典の先生だったのね。憧れの先生だったのかしら^^
そうそう 鹿ちゃんのまつ毛は す~~んごい長いよね^^うちのパパちんや末子もすんごい長いよww
てん |  2009.11.17(火) 21:59 | URL |  【編集】

No title

そうそう思い出した!
お正月の花札遊び。
紅葉と鹿さんの札ね。
あれを見ながら今は亡き母のオバサン
(さて、あたしにとっては何に当たるのかな)が、
こう詠ったっけ~

「奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋はきゃんきゃん♪」

あたしも"昔”がいとなつかしなりよ~~

鹿くん。
きゃんきゃんと鳴くのかどうかは定かではないけれど
ほんと、きみ、長ーーイね、まつげ。
いと…うらやまし。
kuki-eme |  2009.11.17(火) 22:00 | URL |  【編集】

No title

文学的な想い出ですね~(∪_∪)
本物の文学少女さんだったのですね~

夫曰く・・・
この歌に出てくる「奥山」は 
六甲山系にある 「奥山」のことだと 教えられたと言うので
半信半疑で 調べてみましたが~
どうやら どこかわからないというか・・・
でも この辺りには 猿丸さん姓が多いのですよ~
non |  2009.11.17(火) 22:34 | URL |  【編集】

No title

高校生の咲さん、とってもかしこい女の子だったのですね。
すてきな先生との思い出が優しくよみがえってくるなんて私までわくわくしちゃいますよ。
すてきな思い出ですね。
i_ha_to_v |  2009.11.17(火) 23:00 | URL |  【編集】

No title

あら、本当ですね、睫っていうよりなんか翼みたいで、おめめだけ羽ばたいて飛んでいってしまいそう。
宮島にも鹿はいますし、傍近くで見た事もあるのに、こんなだったっけ???....です。
近々紅葉狩りに行く予定なので、しっかり(洒落か)見てこよう♪

猿丸太夫のこの歌、やはり寂寥感が漂ってますよねぇ。
紅葉を踏み分けているのが鹿か、それとも声を聞いている者かという事はさておき、アゲハなんか荒涼とした景色を連想しますもん、紅葉は散り果ててしまってるようですし。
でも、以前、この歌からのイメージで絵を描いた事があって、アゲハも好きな和歌の一首です。

カップル鹿の後方の....凄い顔に見えますね、大笑いしてます。
お玉様、この写真だけでもナイスショット賞ですわよん☆
アゲハ |  2009.11.18(水) 16:12 | URL |  【編集】

No title

つぐさん長閑でしょう~♪鹿も人もゆったりのんびり、奈良の街は時間がゆーーーっくり流れているのかもしれないですね・・。あでもね、この日は曇り空で冷たい風が吹いていたので私はイソイソアセアセと一生懸命歩いてました。でないと寒くて~~(^-^;)
鹿のうたはこれの他にもたくさんあるようです。大昔から愛されてきたのですねえ・・
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 19:15 | URL |  【編集】

No title

てんちゃん、この頃ね、思い出行きに乗ってばかりいる気がしますよ~なにを見てもあぁこれはあの時とか思い出してしまいます。うたを聞いてもそうだよね・・。
学生時代もっともっと勉強しておけばよかったなぁって今頃思う。勉強は今からでも遅くはないのだけれど、あの時にやっておいたらもっと違う生き方も出来たのかもしれないってね。それって例えばもしもだなんて?のあれと同じかーー(・.・;)あの頃の先生方は既に鬼籍に入っておしまいになったかたもいらっしゃってつくづく時間の経過を感じるようになりました~~ヽ('ー`)ノ
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 19:21 | URL |  【編集】

No title

emeちゃん楽しい叔母さんねえ・・♪声聞くときぞ秋はきゃんきゃん!ってなんか可愛い~~o(^▽^)oにゃ。。。でね、鹿の鳴き声は聞いたことがあるよ~夕暮れの馬酔木の森、ささやきの小道を彼と二人で歩いていたとき~~
キューンって鳴いてた。。鹿の声って案外甲高いんだなぁってびっくりしたの・・。emeちゃんも羨ましがってないで恋してくださいねぇ~~それが面倒だったら睫のエクステなどいかがかしらん~~♪やってみようかなぁσ(゜▽゜;)私も!
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 19:26 | URL |  【編集】

No title

nonさん~♪中学生の頃だったか競争で覚えませんでしたか?百人一首。。。若い頃に覚えたことって年をとっても案外忘れずにいるものみたいですね。今は記憶力ゼロに限りなく近づいてしまって昨日の晩御飯ノメニューすら思い出せないことがあるのにねσ(^◇^;)。。。あはっ。。。
「奥山に・・」の一首は古今?新古今どっちだったかな?猿丸さまは播磨の国の方だったのでしょうか?案外そうだったのかもしれませんねえ・・面白情報お届けくださってありがとう~ヾヾ(*^▽^*)〃〃
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 19:30 | URL |  【編集】

No title

ihatovちゃんかしこいなんてとんでもないですよ~(^-^;)
英語数学も大嫌いで、国語や古典、日本史だけが好きな典型的文系女子だったというだけヽ(o_ _)oパタ!でも学生時代は楽しかったですねえ~~戻れるものなら戻りたいといつも思います^^
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 19:32 | URL |  【編集】

No title

アゲハさん睫の翼、ほんとうにそう伺えばそんな風に見えてきますね。お目目がふわふわと飛んでいっていろんなものを勝手に見てこれたら便利なのか困るのか悩んでしまいそうです(^-^;)そちらの鹿さんしかと!見てきてくださいましね!(。^。^。)b。。。紅葉踏み分けのおうたは、主語が人なのか鹿なのか・・さてどちらなのでしょう?どちらもなのかもしれませんねえ。
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 20:38 | URL |  【編集】

No title

鹿は秋が似合う動物なんですね~
発見です!
角を切るのは春でしたっけ?
前回訪れた時はそういう時でした。
私はもしかするとこの時期に奈良に行った事がないのかも?
だったらものすごくもったいないような・・・でも楽しみがひとつ増えてワクワクするような^^v
百人一首、覚えされましたね~
今ならもっと興味を持って楽しみながら暗記できるはず。
古典も漢文も好きでしたが、ぜ~~~~んぶ忘れちゃった、残念な私(>_<)
南天 |  2009.11.18(水) 21:59 | URL |  【編集】

No title

南天さんこんばんは♪鹿の角切りは確か秋だったと思うのですが・・
ちょっと気になったので私も調べてみましたら、こんな風でした!もう随分歴史のある行事なのですねえ・・で、見ることも出来るだなんて全く知りませんでした。こちらです。
http://naradeer.com/event01.htm
でもすこしかわいそう・・
百人一首はお姫様の絵が好きで暇があれば眺めていたような記憶があります。好きな順に並べたりとか、ひとり遊びしていた少女のわたしが今ふと浮かびました。
桜咲く奈良も素敵ですが、鹿の鳴く奈良、紅葉の奈良もまたいいものです~お出かけ下さい^^
tama_ma_ma |  2009.11.18(水) 22:47 | URL |  【編集】

No title

教えていただきありがとうございました。
秋だったんだ~^^;
角切りが見られる日だったと記憶しれいましたが、当時は子供も小さくて、怖い記憶になりそうでパスしました。
今も・・・見たいとは思いませんねぇ・・・・・。
子供の頃百人一首はもっぱら坊主めくりO(≧▽≦)O
小野小町や蝉丸登場で大騒ぎしたりしました。
こたつに足を突っ込んでトランプをしたりした昔が懐かしい。
南天 |  2009.11.19(木) 08:48 | URL |  【編集】

No title

奈良の鹿は特別な存在なのに…
生息数が減っているという記事が配信されていました。
遷都1300年の節目の年にむけて、観光客のマナーアップキャンペーンも必要不可欠かもしれません。
よっしー |  2009.11.19(木) 18:14 | URL |  【編集】

No title

南天さん・・そうですねえ、私も鹿の角切りの映像を今回見て、やはり見るのは辛いなと思いました。角を切り落とすことは此処で暮す鹿にとっては必要不可欠なことだと言われてもやはりかわいそうに思えます。昔のお正月の楽しみは~坊主めくり、それから双六にババ抜き、七並べ、炬燵を囲んで蜜柑食べたり、火鉢でお餅を焼いてもらったりも!ほんとうに懐かしいです。
tama_ma_ma |  2009.11.19(木) 19:48 | URL |  【編集】

No title

よっしーさん、奈良公園に鹿がいなくなってしまったら寂しいですよねえ・・。いつまでも人懐こくて愛らしい鹿のいる奈良であってほしいものです。1300年の節目、お祭り騒ぎだけじゃなく、襟を正して望まないといけませんね。
tama_ma_ma |  2009.11.19(木) 19:53 | URL |  【編集】

コメントを投稿する

Url
Comment
Pass  編集・削除するのに必要
Secret  管理者だけにコメントを表示  (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://tamamamanote.blog100.fc2.com/tb.php/901-5e9d8ba7

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME | 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。